○意識 [14]

  天職・適職はその行為が自分に合っているため没頭できる。その時は無心になっていて直感にも恵まれる。だからそれをしていることが楽しい。直感に従っていることが楽しい。この楽しみ喜びは、獲得欲、所有欲、支配欲など自我が喜ぶ楽しみのことではない。


 笑っている瞬間は無心になる。だから楽しい。



 才能がある事は、その人が好きなこと。


 好きなことをしている人にとって努力しているという言葉は適切ではない。楽しいから無心に夢中で取り組んでいるだけ。


 好きなことをしている人にとって、人生はあっという間に過ぎる。嫌なことをしている人にとって人生は長い。


 天職・適職に取り組むと使命感を感じることがある。すると苦難に立ち向かう強さも出てくる。


 天職に取り組んでいても、芽が出ない期間がある。それがどれだけ長期間になっても、天職であればあきらめることがない。なぜならその瞬間に起こる直感的な衝動に従うため、それをすることに充実感や喜びを感じ、見返りを求めていない。よって失望することもやる気を失うこともない。反対に見返りを求める欲があると、芽が出なければどこかで打ちひしがれる。


 楽しい勉強と楽しくない勉強がある。前者は好奇心に従って取り組んでいる時、後者はやりたくないことをやっている時。前者は自発的に学べ記憶にも残りやすいが、後者はその逆。


 人は好きなことをしている自分が好きで、そういう時は積極性も出て、友達もできやすく、撮る写真の枚数も増える。


 人間は得意分野になると頭の回転が速くなり、よく閃くようになる。反対に合ってないことをすると頭の回転も遅くなる。


 シャワーを浴びる瞬間は無心になり、アイデアがひらめきやすい。


 人と話している時に宅急便が届く、考えごとをしていて急にトイレに行きたくなるなど、そういう何気ないタイミングが物事のやめるタイミングであったり、瞬間的に無心になって違うアイデアが浮かぶ瞬間であったりする。


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