○食の在り方 [2]

•午前4時~正午 排泄の時間帯(体内の老廃物と食物カスの排泄にふさわしい時間)

•正午~午後8時 摂取と消化の時間帯(食べることと消化することにふさわしい時間)

•午後8時~午前4時 吸収と利用の時間帯(栄養が体に同化するのにふさわしい時間)



 またマクロビオティックでは100回前後噛むことを奨めているが、よく噛むことは食べ過ぎを防ぎ、脳を活性化させ、胃腸の調子を良くし、快眠をもたらす。腹痛、胃もたれ、便秘、不眠は噛む回数が少ない場合にも起こることがあり、飲み込まなくても自然となくなるまで噛み続ける。食物は胃の中で粥状(かゆじょう)にされるので、口の中で粥状にすると内臓の負担が減り、栄養吸収も良くなる。


 こういったことを踏まえプラウトヴィレッジでは穀物採食を推奨する。肉食は禁止ではない。
 健康的な食生活をしていても人間は病気になる可能性があるが、好きなことを長く楽しむには健康的な食事は欠かせない。


 また日々使用される糖分、塩分、米、タンパク質について。自然のものを食べるという観点から考えると、糖分は白砂糖ではなく、てんさい糖やサトウカエデの樹液を煮詰めるとできるメープルシロップ、キシリトールなどが良い。これらは血糖値を上げにくいものとなっているが、やはり食べ過ぎには気をつけなければならない。
 塩も藻塩(もしお)など自然のミネラルを多く含んだ自然塩が良い。米は白米よりも玄米のほうが良い。栄養素が多いという点と、便秘が改善される。それは腸内環境が良いことを表し、健康につながる。タンパク質は肉の代わりに大豆などから取れる。


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