○継続、飽き、変化

  継続できないことは意思の弱さだと思われがちだが、誰でも興味のないことを継続することは難しい。興味ある異性に毎日電話はできても、そうでない異性には難しい。継続できなければ自分には適してなかったと思って次へ進めば良いだけで、好奇心から天職、適職の発見、そして継続へと続き、次に来るのは飽きとなる。



 継続すれば大抵のことは飽きる。飽きるまでの期間は人によって様々で、3日で飽きる人や一生続けても飽きない人もいる。人によって目的や極めたいことが異なるので、期間は変わってくる。長期間継続して飽きるというのは、その事柄が嫌いになったというよりは、たまに行うくらいで程良くなるということで、卒業の時期でもある。学生時代に毎日続けた部活動も、卒業後はたまに行う程度でほどよくなるようなもの。人間は常に興味や求めるものが変化していくので、同じ場所に留まっていれば周りが変化してしまい取り残されてしまう。継続できないこと、飽きること、興味が変わることは自然な現象であって、固執せず、常に変化することを認識し、今は何に興味が向いているのかに集中して取り組むことが良く、変化を認めることが結果的に良い。


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